「緊急事態宣言」における緊迫感　何が前回と違うのか？！：車とゴルフを愛するExcel使いのLog：SSブログ

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「緊急事態宣言」における緊迫感　何が前回と違うのか？！　[ログ] [編集]

みなさま　こんばんは

naoさんです＼(^o^)／

いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます (*ᴗˬᴗ)⁾⁾ Thanks!

緊急事態宣言下での緊迫感

今日のブログ、暗い話題になって申し訳ありません。

緊急事態宣言下にある都府県の住民の危機感が薄いことが報じられています

昨年の緊急事態宣言のときは世界が称賛したと言われる日本国民の抑止行動は何処へ行ったのか？

いろいろな要因が考えられると思います

前回の自粛で辟易とした国民が同じ想いをしたくないと感じているのか？

はたまた疲れ切って何も感じなくなってしまったのか？

国や自治体の補償のまずさに絶望して「協力するだけ損！」と思っているのか？

原因を推察するのはとても難しいし、どれも本当でどれも当てはまらないのかも知れません

志村けんさんの死

ワタシが考える要因の一つに

「志村けんさんのコロナ死」が大きな比重を占めていたのではないか

というのがあります

2020年の2月から3月ごろ

横浜港に寄港したダイヤモンド・プリンセス号での感染拡大が大きく報じられていました

あの事件 (あえて「事件」と言わさせていただきます) で

一気に日本人に新型コロナウイルスが身近な存在になりました

しかし

それでも多くの日本国民はどこか「対岸の火事」にしか見ていなかったと感じています

そんな中、突然「あのニュース」が日本中を駆け巡りました

そう、志村けんさんが新型コロナで突然亡くなったというニュースです

あれほど多くの人々に知られ、愛された有名人があっという間に命を落としたと報じられ

日本国民のほぼ全員がショックを受け悲しみ恐怖を感じました

そんなニュースから間を置かずに8都道府県に緊急事態宣言が発出されました

対象地域の住民はもちろん、日本全国民が新型コロナウイルスに恐怖したと思います

そんな背景がある中で発出された緊急事態宣言は

諸外国におけるロックダウンに匹敵する行動抑止効果を見せました

今回の緊急事態宣言

「発出されるのが遅すぎた」とか「この前までGoToで今日は緊急事態宣言かよ」とか

いろいろな不満は報道されています

それでも実直に自粛に徹している皆さんがいることも事実です

しかし、どことなく「対岸の火事」と思っている日本人もたくさんいるようです

暮らしに不安を持つ人もいるようです

引きこもっていては仕事にならないという人もいるようです

そして今回の緊急事態宣言は前回のような行動抑止力を発揮できずにいます

日本人における正常バイアス

みなさんは「正常バイアス」というコトバをご存知でしょうか？

正常性バイアス（せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias）とは、認知バイアスの一種。
社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。
「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。

Wikipedia「正常バイアス」より引用

正常バイアスはどんな時でも日本人の心に作用しているようです

新型コロナウイルスに限らず、大雨被害や大型台風被害など

正常バイアスが被害を拡大したであろう例には枚挙にいとまがありません

正常バイアスが働いていることを前提とした上で

危機を伝える工夫も一部で見られます

今、緊急事態宣言下において

「そうは言ってもねぇ…」とか「要請はハードルが高すぎる」とか言っている人も多いようですが

それは「言い訳」でしかありません

本当に身近に迫った危機を認識し本気で工夫しようと思えばやってできないことはないです

出来ない理由はたとえどんなに正論であっても今の状況下では「言い訳」に過ぎないと知るべきです

今こそ普段は使ってない頭を使うべきです

日本が今の危機を乗り越えるためには